31文字

精神的ストレスでどうしてもものを食べ過ぎてしまい
(だって食べるくらいしか楽しみがないのよ!)、
疲れで生活のリズムも不規則で、
たぶんちょっと太ったしお肌も汚〜い(T_T)
やだよ〜。
なんとか「忙しくするとこ」と「しないとこ」を分けて
(「しないとこ」の分量がいくら少なくっても…)
規則正しい生活を送っていかないと…
今日から心がけます。


そんな私の心を最近癒してくれてるのが、「31文字」です。
そう、5、7、5、7、7、の短歌です。


本屋さんで
『恋する歌恋(カノン)〜こころに効く恋愛短歌50〜(佐藤真由美・著)』
という文庫本を手にとりまして、
パラパラめくってグッときたのです。
万葉集に出てくるような古典的短歌から現代ものまで、
幅広く恋に頭を悩めた人たちの歌がのってます。


短歌といえば俵万智さんが有名で、
私も



「この味がいいね」
と君が言ったから
七月六日は
サラダ記念日



という誰もが知っている超有名短歌に
ささやかな幸せを感じ取ったりしたもんですが、
あらためていろんな人の短歌を見ると、
それぞれにいろいろな個性があって楽しいんです。


たとえば、今回読んだ本の中では…




山を見よ
山に日は照る
海を見よ
海に日は照る
いざ唇(くち)を君


若山牧水



。。。。。。。。。。。。。。。




壁に手を
こすって歩き
痛くして
中身の痛み
忘れていたい


杉山理紀



。。。。。。。。。。。。。。。



終バスに
ふたりは眠る
紫の
<降りますランプ>に
取り囲まれて


穂村弘



…などの歌がとっても心に残ってます。


31文字という短いスペースに、
いかにそのとき感じた色、音、匂い…
そういったものを織り込むか、
それが短歌をつくるおもしろさ。


そして、31文字という短いフレーズを読んだときに
そのちっちゃい箱からは想像できないような
おーっきな情景や感情が
ぶわあっと飛び出してくるかんじ…
それが人の短歌を読むおもしろさ。


これからしばらくは短歌にはまっていこうかな〜と考えてるみーこでした。
歌集って『ハードカバー』ってかんじだから
少々お金がかかりそうだけど。。笑



…ついでに、短歌詠むのもデビューしちゃおうかな。。
けっこう苦手でもなさそう。。(ほんとか!?)